2025AW ORDER ITEM
Heith
faded black herringbone with black felm sheep leather collar
こんにちは。
今回はHeithに関してです。
パーツ数やボタンなどの数が多いので、
その分それだけデザイン数や
バランスの調整など結構大変なのですが、その甲斐があったなと思える
凄くかっこいい
ミドル丈のガバッと羽織れるコートが出来たなと感じていますw
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1960年代に誕生した
イギリスのオイルドジャケットから着想を得て、
デザインしました。
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シルエットは
ガバッと羽織れるミドル丈のコートですが
シュッとした雰囲気になるよう
サイジングを調整し、
腰ポケットの形やマチ、
(ちなみに腰ポケット横にハンドウォーマーポケットをつけています)
胸にエクセラファスナーのポケット
ドットボタンは少し小さめ
少し多めに付けたウエストベルトのアイレットワッシャー
内側のポケットはテーラード仕様の台場仕立て
キュプラ100%の裏地
などなど
全体のバランスを整えつつ、綺麗目に仕上げています。
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本当にやりきったなというぐらい
めちゃくちゃ
ディティールを詰め込んでいますので
見れば見るほど
着れば着るほど
より良さをわかって頂けるかと思います。
ウエストベルトは
ギュッと絞って
腰から裾にかけてフワッと浮かせるようにしてもかっこいいと思います。
僕はウエストベルトとチンストをしめて着たいと思っています。
使用した生地はfaded black herringbone。
エクセラファスナー、ドットボタン、アイレットワッシャーと
シルバーのメタルパーツが多く
綺麗目な光沢感のあるブラックの生地だと、ギラギラになりそうでしたので
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ブラックデニムと同じように色落ちする
硫化染めのヘリンボーンを
特殊な酵素と石を使って洗いをかけ
アタリやムラ感を出し
ヴィンテージのような風合いに仕上げています。
遠くからみるとわからない程度の細さのヘリンボーンなのですが、やはり織柄があるので奥行きが生まれます。
上品な雰囲気がありつつ
シワがつきづらく、耐久性のあるヘリンボーン生地です。
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染料の種類と
鈍い光沢感により、深みのある落ち着いた黒に仕上がっていて、
普段黒を着ない方でも着やすいと思います。
また
えりのシープレザーとも相性が良いです。
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それほど厚みのある生地ではないので、
サラッと長い期間お召し頂けると思います。
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うちのお客さんに多い
暑がりの方にも
重宝して頂けると思いますw
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えりのレザーは
スタンドカラーのレザージャケットと同じfelm sheep leatherです。
良質な原皮そのものの良さが活きるよう
無駄な仕上げなどは一切せず
フルアニリン染めしています。
きめ細かい原皮の風合いや色のムラ感などにより
とても良い雰囲気に仕上がっています。
良い鹿革の
カシミヤのようなフワッとしたタッチ感があり、気持ち良いです。
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着込んでいくうちに
経年変化でツヤが出てきます。
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1stサンプル(size3)からの修正点
①左前立てから腰ポケット(フラップ端)の距離を43.93mmにする。
②衿裏の下前側ドットボタンを35mm外側へずらす(えり端からの距離は変えずに)
これに合うように
反対側のタブつけ位置とドットボタンをずらす。
③ベルトループ(大)の長さを下10mm削る。
(上の縫いつけ位置は変えない)
ベルトループ(小)を
ベルトループ(大)の中心に来るよう5mm上に移動
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