BLOG TOP

おはようございます

デザイナーの竹田です。

今回も生地に関して書きたいと思います。

前回は2ply(双糸)とか3ply(三子糸)に関して書きました。まあ糸は何本撚るかもあるし、また糸の捻り具合でもかなり風合いが変わります。強撚糸や弱撚糸って聞いたことありますか?

これは糸をかなり捻っているか、いないかということです。かなり捻った糸(強撚糸)は硬めの風合いでさらっとした風合いになります。あまり捻っていない糸(弱撚糸)はふんわりと柔らかな風合いです。

強撚糸の撚り数は約1000~3400回/m、弱撚糸は約100~300回/mでとりあえず最低3倍以上は捻ってます。強撚糸の方が強度はあります。ですが無撚糸っていう生地をたまに見るんですけど、かなりしっとり柔らかくてこれはこれで良いなって思います。

生地って本当に作るのに色々な材料や手段を試行錯誤して生まれるアートなんですよね。さらにそれを自分で着込んでいき、柔らかくなったり色落ちしたりで自分だけの服になっていく。買って終わりなんじゃなくて、買ってからがスタートなんですよね。そういう楽しみ方をして貰えたら作る側としてはかなり嬉しいんですよね。

良い服ってやっぱり着やすいんです。

まあ良い服っていうのは一概に高い服というわけではありません。そこそこ高くてもしょぼい生地とか縫製のブランドはたくさんあります。主にデザイン重視のブランドは値段は高いけど……まあひどいですよねw 写真で見るとかっこいいってなるんですけど実物みると、生地やボタンなどのパーツや縫製が微妙でパワーを感じないんですよね。まあファッションを楽しみたいぜ!うぇーい! って人は全然着れば良いと思います。

個人的にシャツのブランドだったらサルバトーレピッコロはお勧めですね。イタリアのシャツブランドなんですが、イタリアのブランドにしてはドレスウェアっぽくなくて、日本のドメブラとも相性が良いし、着やすいブランドです。値段もそんなに高くないですし。あとはアメリカのインディヴィジュアライズドシャツとかギャンバートとかかなあ。

日本でもカジュアルに着れるセンスの良いシャツのファクトリーブランドがあれば良いんですけどね……。価格は一万前半ぐらいで。デザインはギャルソン シャツのフォーエバーみたいなシンプルな感じで。

HITOYOSHIとかドレスウェア系でコスパの良いシャツブランドはあるんですが、カジュアルよりでセンスのあるっていうと残念ながらないんですよねw

ちなみに鎌倉シャツは最強ですよね。あくせく働くビジネスマンの強い味方。コスパが凄い。

もし僕がスーツを着る仕事をしていたら、迷わず鎌倉シャツですね。

.

シャツに限らず、海外だとジョンスメとかセンスのあるファクトリーブランドって結構あるのに日本だと少ないですよね。本当にヨーロッパとかはブランディングが上手だなあと思います。日本でも結構ファクトリーブランドってあるんですが、ウェブサイトとかデザインとかダサいんですよね。中にはカッコ良いファクトリーブランドあるんですけどね。個人的にはニットのBATONERが好きです。特徴的な肩の編み方なので僕は着れませんが……。ファクトリーブランドではないですが、もはやファクトリーブランドと言っても過言ではないLoopwheelerはコスパが高くて、かなり気心地も良くて好きです。ブランドの雰囲気もカッコ良いですし。以前ハマっててかなり買ってましたねw

とりわけハイジップパーカが好きです。首元まで閉まるので、寒い時期にコートの下に着れば、かなりの防寒になります。あと欲しいなとは思うんですが、プルオーバー系は首が詰まっているので、楽な格好をしたい僕には着こなせませんでした。無念です……。