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どうも

デザイナーの竹田です。

今回は最近発表されたLOUIS VUITTONのコレクションの考察です。

ヴァージル・アブローというOFF-WHITEのデザイナーが新しくヴィトンのディレクターに就任しました。

黒人デザイナーです。今までなんやかんや欧米のラグジュアリーブランドのデザイナーに黒人はいませんでした。

私たち日本人はあまり気にしていませんが、欧米社会では今の時代でも少し偏見が残っているそうです。

まあもうそれだけでかなり注目されてましたね。

個人的にOFF-WHITEはスウェットにあの特徴的なプリントがしてあるただのビジネス用の面白みのないブランドだと思ってました。ですが、シーズンを重ねるごとにあれっなんかいいなと思いはじめました。

少しマルジェラ感がほのかにかおる凄い良いコレクションだなと。

スウェットに目が行きがちだけど他もかなり良い。

まあようはとんでもなくビジネスが上手いし実力があったんですね、この人は。

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で、彼のヴィトンでのコレクションは自分のパーソナリティを出した良いコレクションでした。まず17ルックまで全員が白い服を着た黒人でした。これで初の黒人デザイナーとしての印象を強く残せたと思います。

https://www.vogue.com/fashion-shows/spring-2019-menswear/louis-vuitton/slideshow/collection#1

画像はLook1です。前回のDiorと同じくダブルのジャケットです。これはDiorに比べあまりいじってはいませんが、腰ポケをアウトポケット(アウトポケットはカジュアル感が出る)、また色が白、そしてダボつかせたパンツにスニーカーのおかげでうまく着崩せてストリート感を出せてます。ダブルジャケットは出自がフロックコートでフォーマル度が強いんですが、こうやって着崩すとかっこいいですよね。ちなみにシングルジャケットは狩猟用の長いコートの裾を短くカットしたラウンジコートが出自です。

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全体的にラグジュアリーにちょっとストリートをプラスしたコレクションでした。シルエットやディティールはストリートっぽいんですが、あまり文字のグラフィックなどを入れていないので、上品でミニマムな感じ。まあ派手な柄は出してましたが、やはり文字がないだけで大人っぽくなりますね。

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まあ普通ファーストコレクションはあまり差し支えない程度にやるので、回を重ねるごとにどうディレクションしていくか楽しみです。

例外でグッチのアレッサンドロさんw いきなり変えましたよねw エディ・スリマンみたいな有名人でもない、グッチの内部デザイナーがよくあれだけ変革させましたよね。なんと言っても、それをオーケーしたグッチのCEOのマルコ・ビッザーリさんがまじ半端ないっす。

そえばエディさんカムバックですね。セリーヌとサンローランがどうバチこいするか楽しみです。

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ジャン・ボードリヤールの本をまた紹介しときます。これは大学の授業で使われたり、かなり有名ですね。難しいですが、根気強く頑張ってください。社会の見方が変わります。そっち側からあっち側の人間になれると思います。以前ご紹介したのは凄い高かったですが、これは700円ぐらいで買えます。